防爆 検定 NCS エヌ・シー・エス
耐圧防爆構造の機器の例

エヌ・シー・エス株式会社のホームページへ 2024.09.04

供試品の防爆構造の説明:事例1

  1. 適用規格

    1. 総則 JNIOSH-TR-46-1:2020(IEC 60079-0:2017)
    2. 耐圧 JNIOSH-TR-46-2:2018(IEC 60079-1:2014)
  2. 申請品の概略(防爆とは別に、製品の一般的な説明)

  3. 使用場所についての説明 <本例文書では省略>

  4. Ex db IIB+H2 T5 Gb

  5. 熱源、冷却源と接することはない使用方法である。

  6. 点火源としては、高温表面と電気火花が想定される。これらは耐圧防爆容器の内部に限定されている。

  7. 意図された使用において容器の非金属部が紫外線に暴露されることはない。

  8. 耐圧防爆容器について

    1. 申請品は、1つの耐圧防爆容器から構成されている。隔壁は設けられていない。耐圧防爆容器の内容積は、540cm3である。[総則3.2 volumeの定義による]
    2. 容器の材質は、SUS316Lである。
    3. 容器を締め付けるボルトの材質は、SUS304である。
    4. 固着部は耐圧防爆容器を構成する非金属部分である。固着部以外の非金属部は含まれない。
  9. 電池、fuse, コンデンサーは含まれていない

  10. LED、レーザーは含まれていない

  11. 総則7.4に該当する機器外側の非金属材料は含まれていない

  12. 銘板は金属製で、Mねじにより取り付けている

【電気定格】

通常使用時の動作の仕方 ==> 温度試験条件の決定に必要

<本例文書では省略>

【耐圧防爆容器】

  1. 耐圧防爆接合部は、ガラス固着、平面接合部、外部導線の引込部の3か所から構成されている。
  2. ガラス固着部の固着距離は12mmである。固着部は設置及び保守時に開くことは出来ない構造である。使用されている固着剤はxxxx製の型式xxxxである。仕様については添付のデータシートを参照。
  3. 平面接合面は、表面粗さが3.2μm、L=14mm, l=9mm, 最大隙間は0.02mmである。M6のSUS製ボルトを使用して容器を締め付けている。

【ケーブルグランド、閉止栓】

【使用条件】

【接合部の設計】

ガスグループ 内容積(volume) その他
IIA 600cm3

NA=該当せず

接合部の呼び名 接合部の種類 最小奥行き(mm) 接合面上に設けられた穴がある場合の耐圧容器の内部から穴のedgeまでの距離(mm) 最大隙間(mm) はめ合いねじ山数 はめ合い長さ(mm) サイズとピッチ Fit quality
A-1 ねじ NA NA 6 9 M12 x 1.5 6H6g
A-2 ねじ NA NA 6 12 M20 x 2 6H6g
A-3 平面 L=13 l=9 w=0.2 NA NA NA NA

【履歴】