規格の版による内容の違い
更新:2023.07.09|エヌ・シー・エス株式会社のホームページへ
IEC 60079-0: 2011年版と2017年版の表面抵抗試験の主な違いは以下の通りです:
- 電圧誤差: 2017年版では電圧は(500±25)Vとされていますが、2011年版では(500±10)Vとなっています。この違いは、試験電圧の許容範囲が広がったことを示しています。
- 電流調整の方法: 2017年版には、大電流のために試験が困難な場合に、測定電圧を直流(10±0.5)Vから始めて、抵抗が 10 MΩ 未満の場合に直流(100±5)Vに上昇させるという修正方法が追加されています。これは2011年版には存在しません。