Guide for Beginners

初めての防爆検定の方へ

必要な情報を順番に確認しやすいように整理しました。すべてを一度に理解する必要はありません。まずは、全体像を把握するところから。

まず知っておきたい3つのこと

🇯🇵

日本の型式検定が必要です

日本国内の危険場所で使う防爆機器には、原則として日本の型式検定が必要です。

⚠️

海外認証だけでは使用できません

IECEx・ATEXなどがあっても、それだけで日本国内で使用できるわけではありません。

📂

資料・試験結果の準備が必要です

申請に必要な資料や試験結果は、原則として申請者側で準備します。

💡
海外認証について

そのままは不可:海外認証は、日本の型式検定合格証の代わりにはなりません。
活用できる場合あり:ただし、その試験レポートは日本の申請で活用できる場合があります。

申請される立場を選んでください

製造者として申請されるか、輸入者として申請されるかによって、準備すべきことが変わります。

製造者として申請する場合

仕様・図面・試験結果・製造体制を、自社で説明できるかを確認します。

  • 防爆構造・対象ガス・温度等級などの仕様を説明できるか
  • 図面・仕様書・部品情報・試験結果を整理できるか
  • 製造設備・検査設備、工作責任者、検査組織、検査規程などの要件を満たせるか
製造者の主な要件

設備・人員・組織・規程について確認します。初めて申請される方は、ここを必ずご確認ください。

輸入者として申請する場合

海外メーカーから必要な資料の提供を受け、日本向け申請への協力が得られるかを確認します。

  • 海外メーカーから図面・仕様書・試験データを入手できるか
  • 日本向け申請に必要な説明・追加対応に協力してもらえるか
  • IECEx・ATEXの資料を日本の申請でどう活用できるか
輸入者として確認したいこと

メーカーの協力と資料入手が重要です。申請前に確認すべき点を整理しています。

申請から合格証交付までの流れ

Step 1:仕様決定・事前準備

防爆仕様の確定、資料・試験結果の整理、必要な体制の確認。

Step 2:申請

NCSへ申請書と技術資料一式を提出。

Step 3:審査

書面審査、構造検査、必要に応じた検定試験。

Step 4:合格証の交付

適合と判断されれば、型式検定合格証が交付されます。

「あらかじめ行った試験」と検定機関が行う試験は別です

申請者が提出する試験結果と、検定機関が審査の一環として必要に応じて行う試験を分けて整理します。

申請前に整理しておきたいこと

完璧にそろっていなくても構いません。まず、何が決まっていて、何が未定なのかを分けることが大切です。

防爆機器の検定取得経験初めて/経験あり
機器の種類ポンプ、モーター、センサー、制御盤など
使用を想定する危険場所Zone 0/Zone 1/Zone 2
防爆構造の種類Ex d、Ex i など
適用する規格現時点で有効な検定基準として指定された規格か
電気・環境の仕様

対象ガスグループ、周囲温度、温度等級、電源仕様など。防爆仕様を考えるうえで前提となる項目です。

NCSがご案内できること/できないこと

ご案内できること
  • 防爆検定制度の基本説明
  • 申請者に求められる要件の説明
  • 規格の考え方・一般的な論点整理
  • 申請手続き・必要資料・進め方の案内
実施できないこと
  • 製品設計そのものの指導
  • 成立する防爆構造の具体的な作り込み
  • 合格を前提とした開発支援
  • 申請用データ作成の代行
審査では何を確認するのか

申請者・製造者要件、書面、実機、必要な確認試験など、審査内容の全体像を整理しています。

次の一歩

まずは、基本的な情報の整理から始めてください。

※有料となる場合は、必ず事前に範囲と費用をご案内します。