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更新:2024.11.22
電気機械器具防爆構造規格 第5条の規定に基づき、防爆構造規格に適合するものと同等以上の防爆性能を有することを確認するための基準等について」
平成27年(2015)8月31日付けで、 基発0831、
平成30 年(2018)3月28日付けで、基発0328、
令和3年(2021)8月12日付けで、基発0812
が発出され、IEC規格に準拠して設計・製造される防爆電気機器に適用可能な型式検定の基準は下表のとおり定められました。 これにより国際整合防爆指針2015、国際整合防爆指針2018及び国際整合防爆指針2020が検定基準として適用することができます。
[1] 総則(第1編)
※国際整合技術指針(IEC規格)は、例外なく、「総則」と「特定の防爆構造の規格」の組み合わせで適用されるものです。
[2] 特定の防爆構造の規格 (第2編~第11編)
名称 | 記号 | IEC対応規格 |
---|---|---|
第 1 編 総則 | JNIOSH-TR-46-1:2015 | IEC 60079-0:2011 |
第 1 編 総則 | JNIOSH-TR-46-1:2020 | IEC 60079-0:2017 |
第 2 編 耐圧防爆構造 "d" | JNIOSH-TR-46-2:2015 | IEC 60079-1:2007 |
第 2 編 耐圧防爆構造 "d" | JNIOSH-TR-46-2:2018 | IEC 60079-1:2014 |
第 3 編 内圧防爆構造 "p" | JNIOSH-TR-46-3:2015 | IEC 60079-2:2007 |
第 3 編 内圧防爆構造 "p" | JNIOSH-TR-46-3:2018 | IEC 60079-2:2014 |
第 4 編 油入防爆構造 "o" | JNIOSH-TR-46-4:2015 | IEC 60079-6:2007 |
第 4 編 油入防爆構造 "o" | JNIOSH-TR-46-4:2018 | IEC 60079-6:2015 |
第 5 編 安全増防爆構造 "e" | JNIOSH-TR-46-5:2015 | IEC 60079-7:2006 |
第 5 編 安全増防爆構造 "e" | JNIOSH-TR-46-5:2018 | IEC 60079-7:2015 |
第 6 編 本質安全防爆構造 "i" | JNIOSH-TR-46-6:2015 | IEC 60079-11:2011 |
第 7 編 樹脂充塡防爆構造 "m" | JNIOSH-TR-46-7:2015 | IEC 60079-18:2009 |
第 7 編 樹脂充塡防爆構造 "m" | JNIOSH-TR-46-7:2018 | IEC 60079-18:2014 |
第 8 編 非点火防爆構造 "n" | JNIOSH-TR-46-8:2015 | IEC 60079-15:2010 |
第 8 編 非点火防爆構造 "n" | JNIOSH-TR-46-8:2020 | IEC 60079-15:2017 |
第 9 編 容器による粉じん防爆構造 "t" | JNIOSH-TR-46-9:2015 | IEC 60079-31:2008 |
第 9 編 容器による粉じん防爆構造 "t" | JNIOSH-TR-46-9:2018 | IEC 60079-31:2013 |
第 11 編 光放射を用いる機器及び伝送システムの保護“op” | JNIOSH-TR-46-11:2020 | IEC 60079-28:2015 |
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【留意点】
国際整合防爆指針の編には、2015年版、2018年版、2020年版がありますので、申請に際しては、いずれの版を適用して申請するかを申請者が選択し、申請書の欄に記載して頂く必要がございます。
第 1 編 総則の適用は、一つの版のみとなります。つまり、2015年版と2020年版を同じ申請で同時に適用することはできません。
国際整合防爆指針は、第1編から第11編までにより構成されていますが、第10編の特殊防爆構造“s”(IEC 60079-33:2012)は、現時点では検定の基準としては採用されておりませんのでご注意ください。
以下は日本では採用されていません。
技術指針( 1955 - ) | 労働安全衛生総合研究所 (johas.go.jp) にてウェブブラウザー上で閲覧可能
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