型式検定の基準:国際整合技術指針 防爆 NCS 検定
型式検定の基準:国際整合技術指針

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更新:2024.11.22

日本の防爆検定基準(国際整合防爆指針)

電気機械器具防爆構造規格 第5条の規定に基づき、防爆構造規格に適合するものと同等以上の防爆性能を有することを確認するための基準等について」

が発出され、IEC規格に準拠して設計・製造される防爆電気機器に適用可能な型式検定の基準は下表のとおり定められました。 これにより国際整合防爆指針2015、国際整合防爆指針2018及び国際整合防爆指針2020が検定基準として適用することができます。

[1] 総則(第1編)
※国際整合技術指針(IEC規格)は、例外なく、「総則」と「特定の防爆構造の規格」の組み合わせで適用されるものです。

[2] 特定の防爆構造の規格 (第2編~第11編)

名称 記号 IEC対応規格
第 1 編 総則 JNIOSH-TR-46-1:2015 IEC 60079-0:2011
第 1 編 総則 JNIOSH-TR-46-1:2020 IEC 60079-0:2017
第 2 編 耐圧防爆構造 "d" JNIOSH-TR-46-2:2015 IEC 60079-1:2007
第 2 編 耐圧防爆構造 "d" JNIOSH-TR-46-2:2018 IEC 60079-1:2014
第 3 編 内圧防爆構造 "p" JNIOSH-TR-46-3:2015 IEC 60079-2:2007
第 3 編 内圧防爆構造 "p" JNIOSH-TR-46-3:2018 IEC 60079-2:2014
第 4 編 油入防爆構造 "o" JNIOSH-TR-46-4:2015 IEC 60079-6:2007
第 4 編 油入防爆構造 "o" JNIOSH-TR-46-4:2018 IEC 60079-6:2015
第 5 編 安全増防爆構造 "e" JNIOSH-TR-46-5:2015 IEC 60079-7:2006
第 5 編 安全増防爆構造 "e" JNIOSH-TR-46-5:2018 IEC 60079-7:2015
第 6 編 本質安全防爆構造 "i" JNIOSH-TR-46-6:2015 IEC 60079-11:2011
第 7 編 樹脂充塡防爆構造 "m" JNIOSH-TR-46-7:2015 IEC 60079-18:2009
第 7 編 樹脂充塡防爆構造 "m" JNIOSH-TR-46-7:2018 IEC 60079-18:2014
第 8 編 非点火防爆構造 "n" JNIOSH-TR-46-8:2015 IEC 60079-15:2010
第 8 編 非点火防爆構造 "n" JNIOSH-TR-46-8:2020 IEC 60079-15:2017
第 9 編 容器による粉じん防爆構造 "t" JNIOSH-TR-46-9:2015 IEC 60079-31:2008
第 9 編 容器による粉じん防爆構造 "t" JNIOSH-TR-46-9:2018 IEC 60079-31:2013
第 11 編 光放射を用いる機器及び伝送システムの保護“op” JNIOSH-TR-46-11:2020 IEC 60079-28:2015

ダウンロード用はこちら

【留意点】

検定の方法について

EPL と機器の防爆構造と設置可能な危険度区域

IECExシステムの機器認証で採用されている規格との違いは

以下は日本では採用されていません。

規格の入手について


【履歴】